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骨太方針、経済再生へ財政健全化 諮問会議

「平均成長率、実質2%に」目標明示

政府の経済財政諮問会議は「骨太の方針」を取りまとめた。安倍晋三首相は「再生の10年への道筋が明確に示されている」と述べた(13日夕)

政府の経済財政諮問会議は「骨太の方針」を取りまとめた。安倍晋三首相は「再生の10年への道筋が明確に示されている」と述べた(13日夕)

政府は13日、経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)を開き、経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」を決めた。「日本経済の再生には持続可能な財政と社会保障の構築が必要不可欠」と指摘。名目国内総生産(GDP)比でみた国と地方の基礎的財政収支の赤字を2015年度までに10年度から半減させ、20年度までに黒字に転換する目標を堅持した。

首相は会議で「骨太方針は停滞の20年を乗り越え、再生の10年を実践していく道筋が明確に示された」と成果を強調。骨太方針は、成長戦略や規制改革の実施計画とともに14日に閣議決定する。

骨太方針には「経済再生と財政健全化の好循環を目指す」と明記。財政による景気下支えを民間主導の経済成長に切り替えて財政再建を進め、長期金利など市場の安定を通じて経済成長をさらに推し進める姿を描く。

財政健全化に向けて、高齢化により増加する社会保障の支出は「聖域とせず見直しに取り組む」とした。自己負担割合を1割に抑えている70~74歳の医療費など高齢者医療の見直しも早期に結論を出す。

社会資本の整備は選択と集中を徹底し、適切な資産管理で支出を抑える方針を打ち出した。地方財政はリーマン・ショック前の「平時モードに切り替える」と記した。具体的な取り組みは、参院選後に骨太方針に沿ってまとめる中期財政計画で明示する。

経済再生と財政健全化の好循環によって、22年度までの10年間の平均成長率を名目3%程度、物価変動を加味した実質で2%程度に高める目標も掲げた。甘利明経済財政・再生相は会議後の記者会見で「国民一人ひとりに経済再生の変化を一層実感してもらえるよう、内閣を挙げて政策を迅速かつ強力に実行していきたい」と述べた。

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