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30分予定が2時間半 日中経産相会談の密度(APEC便り)

会談を前に握手する大畠経産相(右)と張平・中国国家発展改革委員会主任(13日、横浜市)=代表撮影

菅直人首相が懸案だった米国、ロシア、中国と3つの首脳会談を開く一方、大畠章宏経済産業相も13日はグローサー・ニュージーランド(NZ)貿易相、マリ・インドネシア貿易相、張平・中国国家発展改革委員会主任と3つの個別会談をこなした。環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉会合の次回開催地であるNZのグローサー氏からは日本のTPP関与に「できるだけ協力したい」との言質も引き出した。

そうした中、謎めいたのが張氏との会談。時間が当初予定30分をはるかに超える2時間25分にまで及んだからだ。経産相が中国産レアアースの対日輸出停滞に歯止めをかけようと意気込んで臨んだ会談で、確かに張氏から「近いうちに適切に解決する」との発言を得るなど一定の成果はあった。

経産相は大幅な時間延長について「文言を整理するために時間がかかった」と説明。双方の説明に食い違いが生じないよう気を配ったためだという。経産省中堅は「通訳を考慮すると正味1時間強」とし、「異例の長さ」との見方を否定する。首相の3つの首脳会談でかかった時間はちょうど2時間。経産相は対中会談だけでこれを上回ったが、長時間の会談は接近の証しか、あるいは溝の深さゆえか……。

(福士 譲)

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