TPPでの協力をブルネイに要請 首脳会談で首相
安倍晋三首相は13日、来日中のブルネイのボルキア国王と首相官邸で会談した。ブルネイは環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加しており、首相は今後の日本の交渉参加に向け「引き続きブルネイからの協力をお願いしたい」と要請した。国王は「日本の参加によってTPPの重要性がさらに増す」と日本の参加を歓迎した。
ブルネイは東南アジア諸国連合(ASEAN)の今年の議長国。6月には外相会議、10月には首脳会議が開催される予定だ。首相は会談で「今年は日ASEAN友好協力40周年。ASEAN関連会合を成功させるために日本は最大限の努力を惜しまない」と強調した。