「『失われた20年』に戻すのか」 首相、午前の遊説再開
野田佳彦首相は13日午前、東京都荒川区内で街頭演説し、自民党政権時代の経済政策を「1990年から2009年の20年間で公共事業に200兆円を使い、430兆円の借金を作った。それでデフレから脱却できたかどうかは歴史が証明している」と批判した。その上で「失われた20年に時計の針を戻すのか」と強調した。
首相は北朝鮮のミサイル発射を警戒し、10~12日の午前中は首相官邸に待機し、午後から遊説に出る日程を組んでいた。首相は日曜日の9日午前はテレビ番組に出演しており、午前中の遊説は8日以来となる。