経財相、GDP速報値受け「良い数字」 消費増税へ前向き

2013/8/12付
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甘利明経済財政・再生相は12日の国内総生産(GDP)速報値を受けた記者会見で、消費増税に向けて「材料の一つとして、引き続き良い数字が出ている」と述べ、前向きの結果との認識を示した。政府は消費増税を秋に最終判断する予定で、国の経済状況を見るGDP統計は4~6月期の数値を見ることになる。甘利経財相は「秋に安倍晋三首相が判断する」と改めて述べた。

甘利経財相は会見で住宅投資と公共投資、民間設備投資について細かく言及した。このうち住宅と公共事業は足元の統計を見ると7~9月期以降に回復が見込めると指摘。「問題は設備投資だ」との考えを強調した。

前期の実績を下回る結果だった設備投資は、個人消費が主導する形で始まった今の景気回復の持続力を左右する。政府・与党は今後、設備投資を後押しする減税制度を本格的に検討する。甘利経財相は「税制と予算、金融のあらゆる手段を使って、設備投資が堅調に拡大することを期待する」と語った。

景気の現状については「好循環の歯車が回り始めている」と指摘。企業収益が所得につながることを後押しする政策に取り組むとの考えを改めて強調した。

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