民主幹事長、マニフェスト見直し表明へ
民主党の岡田克也幹事長は13日に千葉市内で開く党大会で、2009年衆院選のマニフェスト(政権公約)の見直し作業に着手する意向を表明する。12年度予算編成に間に合わせるため、党政策調査会を中心にマニフェスト修正のための組織を設け、編成作業が本格化する夏までに結論を出す考えだ。12日昼の党正副幹事長会議でこうした方針を確認した。
09年の衆院選マニフェストは「予算の総組み替え」や歳出削減で16兆円余りを捻出する方針をうたったが実現できなかった。目玉の子ども手当も、当初予定の月2万6千円の半額にとどまった。岡田氏はかねて「前提が変わったり、与党になって分かったりしたこともある。次期衆院総選挙、折り返し地点に来ているのでしっかりと見直す」と表明していた。