ビッグデータで予防医療 健診・運動履歴を分析
総務・厚労省、2014年度から
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総務省と厚生労働省は2014年度から、ビッグデータを活用して病気の予防に役立てる医療システム作りに乗り出す。数百万人分の健康診断結果や日々の運動量などをまとめて統計処理し、生活習慣と病気の関係を予測して一人ひとりに適切な健康指導をする。少子高齢化で医療費の膨張が問題になるなか、新たな予防医療の導入で病気にかかりにくくする。
政府は6月に策定した成長戦略で、医療へのIT(情報技術)の導入促進を掲げ...