2019年1月21日(月)

民主の各グループ、結束訴え 代表選へ動き急

2011/8/12付
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菅直人首相(民主党代表)の月内退陣が確定的となったことを受け、党内各グループは11日、後任を選ぶ党代表選をにらんだ動きを活発化させた。大本命がいない中、各グループとも当面は出馬が取り沙汰される候補の出方を探るなど党内情勢を見極める構え。党執行部が調整する28日の代表選に向け、まずは身内の結束を呼び掛ける場面が目立った。

民主党グループの勢力
小沢一郎元代表約130人
菅直人首相約50人
前原誠司前外相約50人
旧民社党約40人
鳩山由紀夫前首相約40人
野田佳彦財務相約30人
旧社会党約30人

※複数のグループに所属する議員もいる

赤字国債発行法案は24日の成立になりそうだ」。11日昼、出馬の意向を固めた野田佳彦財務相は、国会内で開いた自らのグループ会合に出席。首相の退陣条件でもある同法案の成立に言及したものの、代表選の話題は出さなかったという。

党内主流派は一本化の可否カギに

党内主流派は野田氏のほか前原誠司前外相や仙谷由人官房副長官、枝野幸男官房長官ら有力候補がそろうが、一本化できるかどうかがカギだ。

野田氏との連携が焦点となっている前原氏は同日の自らのグループ会合で「皆さんと相談しながら対応を決めたい。相談のうえで一致した行動をお願いしたい」と強調。「今後頻繁に声をかけるのでよろしく」と呼び掛けたが、「白紙」としている自らの出馬の可能性に関しては今回も触れなかった。

多数派工作では党内中間派の動向も勝敗を左右する。出馬を検討する樽床伸二元国会対策委員長は自らの支持グループの集まりで「今後のもろもろの政治日程が明確になった段階で自らの結論を出したい。そのときにどういう判断をするかは私に一任してほしい」と意欲をにじませた。

「来るべき代表選に向けて結束が大事だ。とにかくまとまっていこう」。小沢一郎元代表を支持する衆院当選1期生の「北辰会」の黒田雄代表世話人は11日の会合でこう強調。出席した約40人は一致して行動する方針を確認した。

小沢グループは全体で党内最大の約130人。今回は独自の候補擁立を見送る公算が大きいが、10日の会合には約150人が出席した。元代表の側近は「120~130人はまとまれる」と影響力を誇示する。

元代表と連携する鳩山由紀夫前首相は会合で「衆院選マニフェスト(政権公約)が将来どうなるか心配だ。政権交代を果たした原点をもう一度思い出さなければならない」とマニフェスト重視を訴える元代表と歩調を合わせた。代表選には馬淵澄夫前国土交通相や小沢鋭仁元環境相も出馬への意欲を表明している。

鹿野氏擁立の動き本格化

鹿野道彦農相を擁立する動きも本格化した。篠原孝農林水産副大臣は11日の記者会見で「鹿野農相ほどこうした混乱期のリーダーとしてふさわしい人はいない」と指摘。立候補に必要な国会議員20人以上の推薦人集めに着手する可能性にも言及した。鹿野氏を支持する議員らは来週、出馬を正式に要請する方針だ。

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