2019年5月24日(金)

民主大敗40台、改選第1党は自民

与党過半数割れ

2010/7/12付
保存
共有
印刷
その他

昨年の政権交代後、初の大型国政選挙となった第22回参院選は11日投票、即日開票された。民主党は改選54議席に届かず40議席台にとどまり、国民新党と合わせた与党で過半数を割り込んだ。自民党は改選38議席を大幅に増やし、50議席台に乗せて改選第1党となった。みんなの党は躍進した。菅直人首相(民主党代表)は記者会見で続投の意向を表明したが、厳しい政権運営は避けられない。

今回の参院選は選挙区73、比例代表48を合わせた改選121議席を争った。任期は2016年までの6年間。

勝敗のカギを握る29ある1人区は、民主が岩手や山梨などで当選を決めたものの振るわず、獲得議席は8にとどまった。自民は群馬や和歌山で早々に当選を決めたほか、中国や四国で強みをみせ、21議席と圧勝した。

12の2人区は民主、自民で議席を分け合う構図となった。定数3以上の選挙区では東京、愛知で民主が2議席獲得したが、これまで2議席を確保していた神奈川では現職閣僚の千葉景子法相が落選した。複数区で2人の候補を擁立した民主の戦略は全体では振るわなかった。

比例代表はみんなが躍進し、選挙区と合わせて10議席をうかがう勢い。比例で民主は前回の20議席を下回るのは確実で、選挙区で好調な自民も伸び悩んだ。

公明党、共産党、社民党は改選議席の維持が微妙な情勢だ。

鳩山内閣の退陣で支持率が急回復した民主は、首相が消費税率10%に言及し、超党派協議を呼びかけて選挙戦に突入した。野党は反発し「首相発言はぶれている」などと批判した。

投票は全国約5万カ所の投票所で一部地域を除き午前7時から午後8時まで受け付けた。その後、全国約1900カ所で開票作業に入り、選挙区は12日未明、比例代表は同日朝までに全議席が確定する見通しだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報