民主敗北、与党過半数割れ 自民は改選上回る

2010/7/11付
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昨年の政権交代後、初の大型国政選挙となった第22回参院選は11日投票、即日開票された。民主党は改選54議席には届かず、国民新党と合わせた与党での過半数割れが確実となった。自民党は改選38議席を大幅に上回り、みんなの党は躍進した。菅直人首相(民主党代表)は続投の意向を周辺に伝えたが、新たな連立か部分連合(パーシャル連合)を迫られ、厳しい政権運営は避けられない。

今回の参院選は選挙区73、比例代表48を合わせた改選121議席を争った。任期は2016年までの6年間。

鳩山内閣の退陣で支持率が急回復した民主は、首相が消費税率10%に言及し、超党派協議を呼びかけて選挙戦に突入した。野党は反発し「首相発言はぶれている」などと批判した。

勝敗のカギを握る29ある1人区は、民主が岩手や山梨などで当選を決めたものの振るわず、獲得議席は1ケタにとどまった。自民は群馬や和歌山で早々に当選を決めたほか、中国や四国で強みをみせ、勝ち越した。

12の2人区は民主、自民でほぼ議席を分け合う構図となった。定数3以上の選挙区では東京、愛知で民主が2議席を獲得した。複数区で2人の候補を擁立した民主の戦略は全体では振るわなかった。

比例代表はみんなが躍進する見通し。同党は選挙区と合わせて10議席をうかがう勢い。比例で民主は前回の20議席を下回るのは確実で、選挙区で好調な自民も伸び悩んだ。

公明党、共産党、社民党は改選議席の維持が微妙な情勢だ。

投票は全国約5万カ所の投票所で一部地域を除き午前7時から午後8時まで受け付けた。その後、全国約1900カ所で開票作業に入り、選挙区は12日未明、比例代表は同日朝までに全議席が確定する見通しだ。

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