2019年3月26日(火)

4~6月の実質GDP、年率1.5%成長に上方修正

2010/9/10付
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内閣府が10日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%増となった。年率換算では1.5%増。速報段階の年率0.4%増から大幅に上方修正された。設備投資の増加幅が拡大したほか、民間企業の在庫投資などもマイナス幅が縮んだ。大幅な上昇修正ではあるが、GDPの伸びは1~3月期の5.0%から縮小。円高進行や輸出減速、政策効果のはく落などで先行き不透明感も根強い。

消費者の生活実感に近い名目GDPは前期比0.6%減(年率換算2.5%減)に上方修正された。名目GDPの実額(原数値、ドルベース)は改定後も中国の水準には届かなかった。

項目別にみると、設備投資は実質で前期比1.5%増(速報値0.5%増)と、1.0ポイントの上方修正となった。産業機械や掘削機械が伸びた。リーマン・ショック後、設備投資の回復は遅れていたが、ようやく底打ちの動きがでてきた。

成長率に対する在庫投資の寄与度はマイナス0.1ポイントと、速報段階のマイナス0.2ポイントから上方修正された。公共投資も2.7%減と、速報値(3.4%減)から上向きに見直された。

改定値と速報値で大きな差が出ないよう、内閣府は4~6月期GDPから、速報段階での設備投資の推計方法を見直している。内閣府の津村啓介政務官は「従来の方法に比べ、設備投資の修正幅が0.2ポイント程度縮小した」としている。

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