2019年8月21日(水)

経産相「放射能つけようか」 「死の町」発言は撤回
野党、批判強める

2011/9/9付
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経産相が9日午前の会見で「原発周辺は死の町」と発言、午後の会見で撤回

経産相が9日午前の会見で「原発周辺は死の町」と発言、午後の会見で撤回

鉢呂吉雄経済産業相は9日、福島第1原子力発電所周辺を「死の町」と表現した自らの発言について「誤解を与える表現だったと真摯に反省する」と撤回した。第1原発視察後の8日夜に議員宿舎で報道陣の1人に袖をすりつけ「放射能をつけてやろうか」と冗談まじりに述べたことも明らかになった。野党側は批判を強めており、与党内にも進退問題が浮上するとの見方が出ている。

野田佳彦首相は「死の町」発言を巡り記者団に「不穏当な発言だ。謝罪して訂正してほしい」と語った。自民党の大島理森副総裁は「閣僚として失格」と批判。逢沢一郎国会対策委員長は「任命した首相の責任を問わざるを得ない」と述べた。

経産相は8日、首相と福島第1原発を視察。9日の閣議後の記者会見で「残念ながら周辺の町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形だった」と話した。

経産相は9日夜、袖をすりつけたことを「福島の現場の厳しい状況を見てきたことを分かち合いたかった」と釈明した。

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