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経常黒字、上期46.8%減 縮小幅はリーマン以来

財務省が9日発表した2011年度上半期(4~9月期)の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支は4兆5196億円の黒字となった。黒字は前年同期に比べ46.8%減り、リーマン・ショックの影響が大きかった08年度下半期以来の大幅縮小となった。東日本大震災の影響で貿易収支が過去最大の赤字に転落したことが響いた。

貿易収支は前年同期比で5兆2662億円減少し、1兆2517億円の赤字に転落した。赤字となるのは08年度下期以来、半期ベースで5期ぶり。

輸出は31兆2687億円で3.2%減った。震災の影響で生産が急減した自動車や、半導体など電子部品の減少幅が大きかった。輸入は15%増の32兆5204億円。石油など資源価格が高止まりしたことから金額が膨らんだ。

旅行や輸送などの動向を示すサービス収支は1兆1108億円の赤字。原発事故の風評被害などで、日本を訪れる外国人が急減した影響が出た。企業が海外投資から受け取る利子や配当などを示す所得収支の黒字額は26.4%増の7兆3436億円だった。

財務省が同日発表した9月の経常収支の黒字額は、前年同月比21.4%減の1兆5848億円となった。資源価格の上昇で輸入額が膨らみ、貿易収支の黒字幅が縮小したことが響いた。

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