国家公務員に冬のボーナス 4.1%増、平均61万円
国家公務員への冬のボーナス(期末・勤勉手当)が9日、支給された。総務省によると管理職を除く一般行政職の平均額(平均年齢35.8歳)は約61万7100円で、前年同期から約4.1%増えた。
例年は人事院勧告に基づき支給額が調整されるが、政府は2011年度の公務員給与を平均年収で約0.23%引き下げる人勧を実施していない。平均年齢が昨年より上がったことなどから、平均支給額は昨年から上昇した。
特別職の最高額は首相と最高裁長官の約532万円だが、野田佳彦首相はボーナスを一部返納する方針だ。閣僚は約388万円、国会議員は約291万円で、中央省庁の事務次官は約301万円だった。