2019年3月20日(水)

経常黒字10カ月ぶり減 5月8.1%、原油高で

2010/7/8付
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財務省が8日発表した5月の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支は1兆2053億円の黒字だった。黒字は16カ月連続となったが、黒字幅は前年同月に比べ8.1%減少した。10カ月ぶりのマイナスとなる。アジア向けの自動車を中心に輸出が持ち直す一方で、輸入する原油価格の上昇で貿易黒字が縮小したことが響いた。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3910億円の黒字で、前年同月比0.6%減少した。輸出額は33.8%増の5兆276億円。自動車のほか鉄鋼や半導体などの需要が旺盛だった。

輸入は4兆6366億円で37.8%増えた。原油価格(円換算)が前年同月比で54.6%と大幅上昇したことで、輸入額全体を大きく押し上げている。

投資による稼ぎを示す所得収支の減少も影響している。海外株式や債券への投資収益は増加したが、海外子会社から受け取る配当金などが大きく減り11カ月連続で減少した。

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