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2年ぶり貿易赤字 1月、原油高で過去2番目の大きさ

財務省が8日発表した1月の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支は4619億円の黒字だった。黒字幅は前年同月に比べ47.6%減少しており、中東情勢の緊迫化に伴う原油高の影響で輸入額が膨らみ、2年ぶりに貿易赤字に転落したことが響いた。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3945億円の赤字で、赤字額は2009年1月(8448億円)に次ぐ過去2番目の大きさだった。

内訳をみると輸出額は2.9%増の4兆7562億円。米国向けは6.0%増と大きく伸びた一方、中国向けは春節(旧正月)の休業の影響で0.9%増と伸びが鈍かった。

輸入額は5兆1506億円で15.6%増えた。原油価格(円換算)が中東情勢の緊迫化や新興国の需要増などで6.8%上昇し、石炭など鉱物性燃料だけで2000億円以上輸入額を前年同月比で押し上げた。

貿易収支が悪化する一方で、投資による稼ぎを示す所得収支は1兆137億円の黒字となり、黒字が10.7%拡大した。海外株式からの配当金が増えた。

財務省は国際収支の今後の見通しについて「原油価格が高止まりすれば(経常黒字の減少として)響いてくるのは間違いない」としている。

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