2019年3月27日(水)

経常黒字、7月26.1%増 3カ月ぶりプラス

2010/9/8付
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財務省が8日発表した7月の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支は1兆6759億円の黒字だった。経常黒字は18カ月連続で黒字幅は前年同月に比べ26.1%増加した。3カ月ぶりのプラスとなる。所得収支の黒字幅は縮小したが、アジア向けを中心に自動車などの輸出が好調で貿易黒字が大きく拡大した。ただ、8月以降の円高の進行で、輸出が鈍るとの指摘もある。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9161億円の黒字で、前年同月に比べ2.1倍の規模となった。輸出額は24.7%増の5兆6633億円。中国や米国向けの自動車や鉄鋼、半導体の輸出が寄与した。

輸入は4兆7472億円で15.7%増えた。主にアジア地域からの輸入が増加しており、商品別では液化天然ガスや鉄鉱石、非鉄金属が増えている。

投資による稼ぎを示す所得収支は1兆218億円で、黒字幅が17.7%縮小した。世界的な金利の低下で海外債券の利子収入が減ったほか、海外子会社の内部留保が目減りしていることが響いている。所得収支の黒字幅の縮小は13カ月連続となる。

運輸や旅行などによるサービス収支は1778億円の赤字で、赤字幅は1068億円縮小した。貿易量の拡大で仲介貿易による収入が増えたほか、海上輸送の赤字幅が縮小した。

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