日中関係きしみ拡大、尖閣命名で応酬 経済対話の日程難航
[有料会員限定]
沖縄県の尖閣諸島(中国名・釣魚島)の無人島命名をめぐる応酬で日中関係のきしみが目立ってきた。今年は国交正常化40周年に加え、秋に中国共産党の次期指導部が発足する。すでに日中ハイレベル経済対話の日程調整が難航し、5月の日中首相会談への影響を懸念する声も広がっている。
「釣魚島は中国が争う余地のない主権を持つ」。3日、中国は尖閣諸島を含む71の島の名称を発表し、自国領と主張した。日本が2月に39の島...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り595文字