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農業人口、5年で22%減 過去最大の落ち込み

農水省調査、高齢化で担い手減る

農林水産省は7日、2010年の「農林業センサス」(速報値)を発表した。2月1日現在の農業就業人口は05年の前回調査時点より75万人減少し、260万人となった。減少率は22.4%で、同じ手法で調査を開始した1985年以降で最大だった。

農林業センサスは、国内の農林業の就業構造や農山村地域の実態を把握するため、50年以降5年ごとに調査しており、今回が13回目となる。

農業就業者の平均年齢は前回調査の63.2歳から65.8歳に上昇した。高齢化が進み農業をやめる人が増える一方、新たな担い手が増えていない実態が明らかになった。販売農家数も16.9%減少し、163万1千戸に落ち込んだ。

農家と法人組織を合わせた「農業経営体」の数も16.6%減の167万6千となった。ただ、1経営体当たりの耕地面積は1.9ヘクタールから2.2ヘクタールに拡大しており、経営が大規模化していることを裏付けた。法人化している経営体数も16.0%増の2万2千だった。

専業農家数は1.9%増の45万2千戸となる一方、兼業農家数は22.4%減の118万戸となった。会社勤めの兼業農家が定年後に農業に専念する事例が増えているとみられる。

耕作放棄地面積は1万ヘクタール(2.6%)増で過去最大の40万ヘクタールにまで拡大したが、増加幅は縮小した。経営耕地面積は1.5%減の364万ヘクタール。

林野面積は2491万ヘクタールで5年前と大きな変化はなかった。

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