与野党、大阪維新の会の「維新八策」に賛否
橋下徹大阪市長が率いる地域政党「大阪維新の会」が発表した次期衆院選向けの政策集「維新八策」について6日、与野党幹部から賛否両論が出た。民主党の樽床伸二幹事長代行は記者会見で大阪都構想や道州制に関し「地域主権の方向は重要だ」と強調。一方で地方税の消費税化は「(民自公3党が修正した消費増税関連法案とは)相いれない」と否定した。
自民党の石原伸晃幹事長は都構想や道州制は容認しつつ、消費税の地方税化に関しては「社会保障財源をどこに見いだすのか代替案がない」と批判した。首相公選制も「憲法改正しないとできない」と疑問を呈した。
みんなの党の渡辺喜美代表は「(道州制や消費税の地方税化など同党が)結党以来主張してきたテーマが多く含まれ、どこが違うのか探す方が苦労する」と全面的に賛意を示した。