医療用検査薬、一般用転用ルール年内整備 政府が検討
政府は医療用検査薬を一般用に転用するためのルールを2014年中に整備する方向で検討する。医師の処方が必要な医療用検査薬を一般用に切り替えるために、体調によっては検査薬が正しく判定できないことをきちんと表示するといった規則を定める。医薬品には一般に販売できるようにするルールはあるが、検査薬にはなく、ルール制定を求める声が出ていた。
6日開いた規制改革会議の健康・医療分野の作業部会で委員から出た要望に対し、厚生労働省が検討する意向を示した。4月以降に厚労省の審議会で議論する方針だ。
厚労省は女性が排卵日を予測するために使う検査薬などで医療用を一般用に切り替える方向で検討を進めている。