農協の内部留保4兆円 農水省が開示、農業投資など課題
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農業協同組合が蓄えている内部留保が2011年度で約4兆円あることがわかった。農協は「弱い事業者が助け合うための組織」との名目で税金を優遇されたり、国の補助金の受け皿になったりと国から手厚い支援策を受けているが、農家の高齢化は進み、耕作放棄地も増え続けている。農業の競争力を高めるためにどの分野に投資していくかが課題になりそうだ。
みんなの党の山田太郎参院議員が政府に農協全体の内部留保の開示を求め、農...
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