官房長官「韓国は科学的根拠に基づき対応を」 水産物禁輸で
菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、韓国政府が福島県など8県でとれた水産物の輸入の全面禁止に踏み切ることに関し「国際的な基準を踏まえ厳格に安全管理し、放射性物質の検査結果が基準値を上回った場合は出荷制限している。全く影響はない」と述べた。そのうえで「韓国政府には情報提供しており、科学的根拠に基づき対応してほしいと引き続き求めていきたい」と訴えた。
汚染水問題が2020年夏季五輪の東京招致に与える影響に関連し「早期解決を実現すべく技術、知見を結集して政府が前面に立って取り組んでいくとしっかり説明したい」と強調した。