内閣改造見送り、自民各派沈黙保つ 副大臣など一新も
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安倍晋三首相が内閣改造を来夏の通常国会閉幕後まで実施しない意向を示したことは、自民党の各派閥にとって寝耳に水だった。だが高い支持率を維持する政権側に党内から目立った批判は出ていない。執行部は副大臣、政務官の一新を検討しているが、参院などには本格的な人事を求める声がくすぶっている。
内閣改造や党役員人事は首相にとり求心力を保つための最大のカード。通常国会が終わる来年6月前後まで人事権の封印を予告す...
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