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12年度予算が成立 消費増税法案、後半の焦点に

一般会計総額90兆3339億円

(更新)
2012年度予算が憲法の規定により成立し、立ち上がって一礼する野田首相。左端は安住財務相(5日、衆院本会議)

一般会計総額90兆3339億円の2012年度予算が5日、成立した。東日本大震災の復興経費は新設した特別会計に計上しており、実質的な歳出総額は96兆円台で過去最大だ。予算成立を受け、野田佳彦首相が政治生命をかける消費増税関連法案の行方が後半国会の最大の焦点で、首相は週明けに野党に党首会談を呼びかける。

当初予算の成立が新年度にずれ込んだのは1998年以来14年ぶり。一方、財源を手当てする赤字国債発行法案は野党の反対で成立のめどが立っていない。

首相は消費増税法案をはじめとする重要法案について「成立を期さなければいけない。真摯に与野党の協議を呼び掛けて、委員会の持ち方やタイミングを含めて丁寧な議論をしていきたい」と述べた。予算成立後、首相官邸で記者団に語った。

予算成立後、野田首相は首相官邸で記者団の質問に答えた(5日)

予算成立後、野田首相は首相官邸で記者団の質問に答えた(5日)

12年度予算の一般会計総額は11年度当初予算に比べ2.2%減。ただ東日本大震災復興経費の特別会計を新設したほか、基礎年金の国庫負担割合を2分の1に維持する財源は当面、歳出に計上する必要がない年金交付国債(2兆6千億円)で賄うとしたため見かけの規模は縮小している。一般会計歳入に占める国債割合も49%と過去最悪だ。

12年度予算は5日午後、参院予算委と参院本会議で野党の反対多数により否決された。その後に開いた両院協議会が不調に終わったため憲法の規定により3月の衆院での可決が国会の議決となり成立した。4月1日から6日までの必要な経費を手当てするために編成した暫定予算は本予算の成立に伴い吸収された。

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