2019年8月18日(日)

仙谷長官「日中関係改善、知恵出し合わなければ」

2010/10/5 12:26
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仙谷由人官房長官は5日の閣議後の記者会見で、ブリュッセルで開かれた日中首相会談に関し「ある種の大局的判断。日中関係を改善していくことは日中、アジア、世界各国にとって良かった」と述べた。日中関係の改善に向けては「(両国は)知恵を出し合い、歴史的、国際法上の関係は互いに認め合わなければならない」と強調した。

長官は、会談が開かれた背景に関し「まったく成り行き任せではなかったのではないか」と述べた。尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件で高まった日中間の緊張が緩和に向かうかについては「双方の努力次第だ」と語った。

中国河北省で拘束されているフジタの日本人社員については「ネガティブな方向に向かうとは考えていない」と述べ、釈放に期待を示した。

首相会談では温首相が尖閣諸島を巡る中国の領有権を主張。長官は「日本は名実的な実効支配がある。国際法上のコモンセンスが前提になる」と述べ、中国の主張を退けた。両首相が一致したハイレベル協議の開催については「延期されている協議をどうするかという話は今のところ出ていない」と説明した。

11月に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)などで日中首脳会談が開かれる可能性を巡っては「重要な節目で2国間会談が開かれるのは通常の状態なら当然のこと」と述べた。

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