2019年8月19日(月)

中国の対日レアアース輸出、31社「支障」 船長釈放後
貨物全般で124社に影響 経産省調査

2010/10/5 11:27
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経済産業省は5日、中国の対日レアアース(希土類)輸出が事実上停滞したのを受け、中国での日本企業の輸出入状況についての調査結果をまとめた。レアアースについては回答のあった66社のうち約半数の31社が中国からの輸出に支障が出ていると報告。輸出入貨物全般については、回答企業424社のうち約3割、124社が遅延などが生じていると答えた。

調査期間は9月28~30日。尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で船長が釈放された25日の後の状況を聞いた。

大畠章宏経産相は同日の閣議後の記者会見で、「中国政府に強く是正を求めたい」と強調し、同日付で外交ルートを通じて中国商務省や税関当局などに善処を求める見通しだ。調査は断続的に続ける方針だ。

レアアース調査で報告のあったのは上海や天津、広州など4カ所。輸出の支障は9月21日から増加している。支障の内容は、船積み時の支障が14件で最も多く、次いで価格検査で許可が下りないなど通関時の支障が11件あった。

輸出入貨物全般に関する調査では、遅延が生じていると回答した企業は機械部品、建設機械など幅広い業種に及び、上海での121件を中心に中国各地で支障が出ている結果となった。9月20日前後以降に遅延が多く発生し、検査強化などが主な要因という。

輸出入貨物の遅延が一部で解消したとの報告もあったが、経産省では全体的な事態は改善されたかどうかの判断は示していない。

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