2019年2月19日(火)

政府がミサイル破壊措置命令 北朝鮮の追加発射に備え

2014/4/5付
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北朝鮮がミサイルを発射した場合に備え、小野寺五典防衛相が自衛隊による迎撃を可能にする破壊措置命令を出していたことが5日、分かった。期間は3日から北朝鮮軍の創建記念日にあたる25日まで。3月の北朝鮮による中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射を受け、追加発射に備えて迎撃態勢を整える必要があると判断した。

海上自衛隊のイージス艦「きりしま」=共同

命令の事実は公表しない方針。地上から迎撃する地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)は配備していない。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦を日本海に展開し、警戒を強めているもようだ。一方で日本人拉致問題などを巡る北朝鮮との政府間協議への影響を考慮し、慎重に対応しているとみられる。

北朝鮮は3月26日、対北朝鮮で連携を確認した日米韓首脳会談に合わせてノドンを発射した。政府は5日午前時点で北朝鮮に新たな弾道ミサイル発射の兆候はつかめていない。ただ、新たな核実験の実施に言及するなど挑発的な姿勢をみせていることから、命令を出すことを決めた。

ミサイルの破壊措置命令は北朝鮮が人工衛星を打ち上げると称してミサイルを発射した2009年以降、4回出している。北朝鮮の発射予告がない中での発令は13年4月に続いて2回目となる。

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