金融政策で鋭い指摘 故・岡田靖さん再評価の動き
4月に急逝のエコノミスト、書籍重版や追悼論文
[有料会員限定]
金融機関、内閣府でエコノミストとしてつとめ、4月に54歳で急逝した岡田靖さんの業績を再評価する動きが広がっている。親交のあった研究者による追悼論文集の編さんが始まったほか、岡田さんが取り組んだ『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社)の重版も決まった。デフレと金融政策の問題を指摘してきた岡田さんの研究が、いま再び脚光を浴びている。
「日本は20年間間違った経済政策をやり続けてきたのではないか」。エコノ...