TPP参加問題、首相10日にも決断 「国益を実現」

2011/11/5付
保存
共有
印刷
その他

【カンヌ=山下雄平】野田佳彦首相は4日午後(日本時間同日深夜)、環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加について「最終的に私の政治判断が必要になる。その時期が来たときは判断したい」と表明した。民主党内の意見集約を踏まえ、ホノルルでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出発する前の10日にも記者会見を開き、交渉参加の方針を明らかにする。カンヌ市内のホテルで同行記者団に語った。

首相は「民主党内のプロジェクトチーム(PT)で議論が行われているが、どこかで終結してもらう」と指摘した。民主党は6日のPT役員会で論点を整理し、意見集約を加速させる。9日か10日の党提言案取りまとめを目指す。首相は政府・民主三役会議を経て最終決定する段取りを描いている。

首相は記者団に「交渉に参加するということは、しっかりと国益を実現するために自分たちがイニシアチブをとりながら、対応することだ」とTPP交渉参加に意欲を示した。交渉参加後の途中離脱については「離脱うんぬんではなく国益を実現するために全力を尽くす」と否定的だった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]