民主、リベラルの会が首相支持を留保
民主党の近藤昭一衆院総務委員長らが率いるリベラルの会は4日、都内の中華料理屋で約20人が参加して会合を開き、代表選への対応を引き続き協議することを確認した。平岡秀夫内閣府副大臣や今野東副幹事長、藤末健三氏ら菅直人首相のグループに属する議員が多いリベラルの会が首相支持でまとまらなかったことは、党内情勢の流動化を映し出している。
近藤氏は会合後、記者団に「政策実現のためには、誰か候補者を出すべきだという声も強く上がった。普天間基地の問題もその流れの中にある。消費税に関しても全体の税制のイメージを語ってほしい」と指摘した。