人口維持、経済制約に危機感 制作設計の土台に
[有料会員限定]
政府が1億人の人口を維持するとの目標を作るのは、少子高齢化と人口減が日本経済の制約になっているとの危機感が強まっているためだ。
日本の総人口は2008年をピークに減少に転じた。だが、子どもを産むかは個人が決めるべき問題との意見が根強く、人口目標の議論は宙に浮いていた。人口減を放置すれば日本の生産年齢人口は60年に4割以上減り、約4400万人になる。現役世代との助け合いを前提とする社会保障制度の維持...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り632文字