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ロシア、日本向けガスパイプライン提案

【モスクワ=金子夏樹】民主党の前原誠司政調会長は3日、モスクワ市内でロシア国営ガス企業ガスプロムのメドベージェフ副社長と会談した。メドべージェフ氏は日本向けガスパイプラインの敷設を提案し、両氏は可能性について協議していくことで合意した。

前原氏はガスプロムの提案に対し、政府・与党として「可能性を検討する用意がある」と語った。サハリンから宗谷海峡を経て北海道をパイプラインで結ぶ構想にも言及した。前原氏によると、メドべージェフ副社長は「考慮に値する考えで、技術的には実現可能」と述べた。

ロシアは日本を含むアジアをガス輸出の有望市場と位置付け、輸出ルートの多様化を図る。だが、採算性など課題は多い。前原氏は3日の記者会見で、液化天然ガス(LNG)と比べたガス価格や投資額などを検討する必要があると強調。今後に開発されるサハリン沖の石油・天然ガス生産プロジェクト「サハリン3」や極東ウラジオストクでのLNG輸出基地の建設計画が優先するとの見方を示した。

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