韓国国債の購入表明 日本、中韓と投資促進合意

2012/5/3付
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【マニラ=杉原淳一】日本、中国、韓国は3日、東南アジア諸国連合(ASEAN)との会議に先立ち、財務相・中央銀行総裁会議を開いた。3カ国は相互に国債投資を促進することで合意し、日本はこれまで保有していなかった韓国国債の購入を表明した。金融・経済分野での協力強化が狙いだが、人民元の国際化など為替政策の議論には踏み込まなかった。

日本は昨年12月に中国国債の購入を表明している。中韓はすでに日本国債を保有しており、日本が韓国国債を買うことで3カ国間の国債持ち合いが成立する。同日会見した安住淳財務相は「通貨の信用と3カ国間の信頼関係を深めるために有効な方法だと思っている」と語った。

日本にとっては外貨資産の運用先を広げる利点もある。韓国国債の購入金額については「少額からスタートする」(安住財務相)とした。システム対応などの準備があり、実際の購入時期は半年以上先になる見通しだ。

中国は4月に人民元の変動幅を拡大したが、今回の会議では「それぞれの国からの報告、合意文章の作成が中心だった」(安住財務相)ため議題に上らなかった。

会議には今回から初めて中銀総裁も参加した。同時期に中国内で米中戦略・経済対話が開催されていることから、中国の謝旭人財政相と中国人民銀行の周小川総裁は欠席し、それぞれ代理を立てた。

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