2019年9月19日(木)

石原・橋下氏が会談 衆院選連携を視野に協議継続へ

2012/11/3付
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11月中の新党結成を目指す石原慎太郎前東京都知事と、たちあがれ日本の平沼赳夫代表は3日、京都市内のホテルで日本維新の会の橋下徹代表(大阪市長)、松井一郎幹事長(大阪府知事)らと会談した。衆院選での連携をめぐって意見を交わし、今後も話し合いを続ける方針を確認した。消費税や原発などの主要政策では隔たりが目立ち、近く松井氏が上京して再協議する。

会談は約2時間。両者が会うのは石原氏の都知事辞任後初めて。たちあがれ日本は園田博之幹事長と藤井孝男参院代表、維新は松野頼久副代表が同席した。

石原氏は「霞が関や永田町の政治状況をこの機会に変えよう。小異は詰めればいい」と提案した。橋下氏は「石原氏とは一緒にやれるが、たちあがれ日本とは色が違う」と指摘。平沼氏が「日本の伝統文化を守りたいだけだ」と応じると、橋下氏は「僕は合理的にものを決めていきたい」と語った。

主要政策の溝も埋まらなかった。維新側が原発について「日本の地盤からみても無くさなければならない」と言及すると、石原氏は「感情だけでゼロにするのは違う」と反論。消費税に関して、維新は税率を11%に引き上げて地方税化する独自の考え方を説明した。憲法改正が必要との認識では一致した。

両者の連携には、石原氏の周囲にも戸惑いがある。石原氏と新党構想を話し合ってきた亀井静香氏は3日のテレビ東京番組で「同志に何も相談せず、大阪の市長に釣り上げられて一緒にやることはできない」と自らの参加を否定。橋下氏との連携に関し「政策も理念も抜きだ」と批判した。

維新はみんなの党とも政策協議を始めている。同じ関東地方を足場とする石原新党とみんなの党のすみ分けは難しい。減税日本代表の河村たかし名古屋市長も維新や石原新党に秋波を送っており、協力の枠組みはなお不透明だ。

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