2017年11月21日(火)

前原氏が防衛相批判 沖縄めぐる発言「勉強不足」

2011/12/3付
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 民主党の前原誠司政調会長は3日午前、大阪市内で記者団に、一川保夫防衛相が1995年に沖縄県で起きた米兵による少女暴行事件を「詳細には知らない」と発言したことについて「勉強不足が過ぎる」と厳しく批判した。防衛相が自発的に辞任すべきかとの質問には「出処進退は政治家自らが決めるものだ。人から言われて決めるものではない」と強調した。

那覇市内のホテルを出る一川防衛相=3日午前9時1分

 前原氏は「過去の経緯くらいは勉強してほしい。そうでないと安全保障、米軍との関係の問題もうまくハンドリングできないのではないか」と防衛相としての資質に疑問を呈した。防衛相の進退問題については「任命権者は野田佳彦首相だ」とも語った。

 防衛相の辞任論は、沖縄の米軍普天間基地移設問題を巡る不適切な発言で更迭された前沖縄防衛局長の監督責任などを受けて浮上した。自民、公明両党は防衛相の問責決議案を参院に提出する方針で、9日にも可決する公算が大きい。

 防衛相は2日に沖縄県を訪問し、県庁で仲井真弘多知事に発言を謝罪したが、執行部内からも防衛相への批判が公然と上がったことで、今後、党内で辞任論が拡大する可能性がある。

 防衛相は3日午前、仲井真知事との会談結果を首相に報告するかどうかについて「今日は行かない」と語った。訪問先の那覇市内で記者団の質問に答えた。

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