2019年2月16日(土)

民主参院会長選、「輿石体制」是非が焦点

2013/8/2付
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参院副議長に就いた輿石東氏の後任を選ぶ民主党参院議員会長選は2日、事実上の選挙戦に突入した。輿石氏と距離を置く北沢俊美元防衛相と、「親輿石」の議員グループが推す郡司彰前農相が立候補を表明。2001年以来、12年ぶりに複数の候補が競い合う。06年から7年続いた「輿石体制」継続の是非が最大の焦点となる。

会長選は5日に告示。6日に所属参院議員58人(輿石氏を除く)の投票で新会長を選ぶ。

党内保守系の代表格である北沢氏を支持するのは、蓮舫氏や芝博一氏ら中堅・若手が中心。いずれも「反輿石」を掲げる勢力で、現体制の刷新を主張する。

北沢氏は2日に会長選出馬を正式に表明した。記者団には「極力、若い人の力を発揮できるようにする。今まで執行部に欠けていた野党の結集、連携(にも取り組みたい)」と語った。日本維新の会やみんなの党などとの連携強化が念頭にあるとみられる。

郡司氏は輿石氏の下で参院国会対策委員長を務めた経験があり、輿石氏の「後継指名」を受けたとの見方が党内では大勢。桜井充政調会長や加藤敏幸選挙対策委員長らは2日に出馬を要請し、郡司氏は「しっかりと党のまとまりをつくりたい」と受諾した。輿石氏の後ろ盾があるかとの記者団の問いには「どちらとも言えないところだ」と述べるにとどめた。

両陣営とも「30人の支持は確保した」(郡司陣営)、「二十数人の署名は集めた」(北沢陣営)と語るなど、多数派工作は激しさを増す。中間派の取り込みを目指して情報戦の様相も呈している。

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