2018年10月20日(土)

首相、南極海の調査捕鯨中止「残念だが従う」 ICJ判決受け

2014/4/2付
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安倍晋三首相は2日、南極海での日本の調査捕鯨の中止を命じた国際司法裁判所(ICJ)の判決は「非常に残念で深く失望しているが、判決に従う」と表明した。訴訟の指揮を執った鶴岡公二日本政府代表と首相官邸で会った際に述べた。鶴岡氏は記者団に「日本の主張が認められなかったことについて、首相から厳しい叱責があった」と語った。

水産庁は2日、自民党の捕鯨議員連盟で、南極海の調査捕鯨の年内再開は難しいとの見通しを示した。判決をもとに調査捕鯨を大幅に縮小したうえで2015年末以降の再開をめざす。

調査捕鯨の計画を変えるには、国際捕鯨委員会(IWC)の科学委員会に開催の半年前までに新しい内容を提出する必要がある。政府は判決を踏まえた新しい調査捕鯨の計画作りを進めるが、次の科学委は今年5月で、すでに間に合わない。

南極海での調査捕鯨は毎年12月ごろに日本を出て、翌年3月ごろに帰国している。議連では和歌山県選出の二階俊博衆院議員が「水産庁は(中止に伴う)対策費を要求すべきだ」と主張した。

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