2019年1月17日(木)

完全失業率12月4.2%、8カ月ぶり悪化 リストラ響く
有効求人倍率は0.02ポイント上昇の0.82倍

2013/2/1付
保存
共有
印刷
その他

総務省が1日発表した2012年12月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント上昇の4.2%で、8カ月ぶりに悪化した。建設業や製造業を中心に就業者数の落ち込みが激しかった。年末にかけて電機メーカーなどでリストラが増えた影響とみられる。総務省は「依然、雇用情勢には厳しさが見られる」と分析している。

12月の就業者数は季節調整値で前月と比べると35万人減で、2カ月連続の減少。建設業や製造業のほか、農業や運輸、小売りなど幅広い分野で減った。医療・福祉は2カ月ぶりに増加に転じ、雇用を下支えした。

完全失業者は7万人増え、278万人となった。非自発的な理由で離職した人は111万人で、前月から15万人増えた。増加幅はリーマン・ショック後の09年6月以来の水準。このうち7割程度がリストラなど勤め先の都合による離職だった。

厚生労働省が同日発表した12月の有効求人倍率(季節調整値)は0.82倍で前月比0.02ポイント上昇した。ただ製造業の新規求人は11.7%減っており、引き続き厳しい状況が続いている。

同時に発表した12年平均の完全失業率は前年比0.3ポイント低下の4.3%で、2年連続で改善した。復興需要で建設業やサービス業で就業者が増えた。有効求人倍率は0.80倍で前年を0.15ポイント上回り、3年連続で改善した。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報