孫社長、ゲーム「何年も楽しめる作品を」 iPhone引き合いに語る

2013/10/31付
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「ノキアは何百機種も持っていたが、米アップルのiPhone1機種に抜かれ身売りまでいった。たくさんアベレージを作るのが有効なのか、名作を作って世界中に感動を与えるものを作ることが大切なのか」――。ソフトバンク(9984)の孫正義社長は31日午後、携帯電話メーカーの開発競争を引き合いに、今後のゲーム事業で重視するポイントを明らかにした。

スマートフォン(スマホ)向けのゲーム市場では人気作品の入れ替わりが激しい。足元でヒット作品を持っていても業績がすぐに低迷するリスクが高いが、孫社長は「1回作ったらすぐには変えられない専用ゲーム機向けと違い、オンラインゲームは中身が日々進化する。何年も楽しめる作品を作る能力が重要だ」と述べ、携帯電話のiPhoneの人気に匹敵するようなゲーム作品を持つ重要性を指摘した。

「名作を作ることが(生き残る上で)1番の対策だという哲学が、(子会社の)ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)とスーパーセルは同じだ」とも語り、北欧ゲームメーカー、スーパーセルの買収によって作品の供給力が増すことに自信を見せた。説明会に同席したスーパーセルのイルッカ・パーナネン最高経営責任者(CEO)も「孫社長は戦略を共有し、力になってくれるパートナーだ」と話し、今後の協業に期待感を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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