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東電、震災後初の経常黒字 4~9月1416億円

通期は「未定」

東京電力が31日発表した2013年4~9月期の連結経常損益は1416億円の黒字(前年同期は1662億円の赤字)だった。福島第1原子力発電所事故が発生した11年の4~9月期以降で、半期ベースでは初めて経常黒字に転換した。人件費や修繕費の削減など全社的なコスト低減に加え、昨年9月に実施した家庭用電気料金の引き上げで収益が拡大した。円安で燃料費が膨らんだが、コスト低減で吸収した。

売上高は12%増の3兆2161億円、営業損益は1672億円の黒字(前年同期は1045億円の赤字)だった。燃料費の高騰分を電気料金に転嫁する「燃料費調整制度」による採算改善も進んだ。純利益は6161億円の黒字(前年同期は2994億円の赤字)。原子力損害賠償支援機構からの資金交付金を特別利益に計上したことも利益を押し上げた。

14年3月期通期の連結業績予想は引き続き「未定」とした。停止中の柏崎刈羽原発(新潟県)6、7号機は9月に安全審査を申請したが、再稼働時期が見通せず、今後もコスト削減の検討を進める必要があるためとしている。記者会見した広瀬直己社長は「福島第1原発の汚染水問題のリスク低減策を打っていくため、下期に費用が膨らむ」と述べ「通期では非常に厳しい収支になる」との見通しを示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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