09年の一般政府の正味資産、初めてのマイナスに 国債増発響く

2011/1/31付
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内閣府が31日発表した2009年度の国民経済計算確報(ストック編)によると、土地や建物、株式などの資産から負債を差し引いた国の正味資産(国富)のうち、一般政府部門の占める金額がマイナス48兆8000億円と、比較可能な1980年以降で初めてマイナスに転じた。リーマン・ショック後の国債の増発に加え、土地や社会資本の時価評価額低下が響いた。

国富全体でも前年末と比べ3.4%減の2712兆4000億円と2年連続で減少した。

土地や建物、株式などの国民資産残高は1.2%減の7954兆2000億円と3年連続で減少。株価の持ち直しなどで金融資産が0.8%増の5508兆円と4年ぶりに増加した一方、土地評価額の低下などで非金融資産が5.3%減の2446兆2000億円と低下したことが響いた。〔日経QUICKニュース〕

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