鉱工業生産、3月0.3%上昇 5月予測は0.1%上昇

2014/4/30付
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経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は101.8だった。前月比で0.3%上昇した。プラスは2カ月ぶり。2月に大雪の影響で落ち込んだ反動もあって小幅ながらプラスに転じた。

QUICKが28日時点で集計した民間の予測中央値(0.5%上昇)は下回った。経産省は生産の基調判断を「持ち直しの動きで推移している」で据え置いた。

業種別でみると、15業種のうち7業種が上昇した。2月に大雪の影響で工場が操業停止に追い込まれた輸送機械工業が回復。電子部品・デバイス工業で太陽電池セル、電気機械工業で太陽電池モジュール(複合部品)の生産がそれぞれ伸びた。ともに「太陽電池関連の製品で動きがみられた」(経産省)。

出荷指数は1.2%低下の102.2、在庫指数は1.8%上昇の106.1、在庫率指数は2.6%上昇の105.9だった。

同時に発表した製造工業生産予測調査によると、先行きは4月が消費増税前の駆け込み需要の反動もあって1.4%低下、5月は0.1%上昇する見込みだ。

1~3月期の四半期ベースは前期比2.8%上昇の102.4だった。四半期ベースのプラスは5期連続。自動車をはじめとした耐久消費財の輸出が堅調だったほか、非耐久消費財で日用品を中心に駆け込み需要が出たことが寄与した。13年度は前年度比3.2%上昇の98.9。13年後半から景気回復の流れが強まったため、3年ぶりに前年度を上回った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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