3月の鉱工業生産指数、0.2%上昇 スマホ向け部品など増産

2013/4/30付
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経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値は89.8だった。前月比で0.2%上昇した。プラスは4カ月連続。合成ゴムやスマートフォン(スマホ)関連の部品が伸びた。QUICKが26日時点で集計した民間の予測中央値は0.4%上昇だった。

経産省は生産の基調判断を「下げ止まり、一部に持ち直しの動きがみられる」から「緩やかな持ち直しの動きがみられる」に引き上げた。基調判断を上方修正するのは13年1月以来2カ月ぶり。経産省は背景について「円高是正で輸出が持ち直している」と指摘した。

業種別でみると、16業種のうち8業種が上昇。中でも化学工業(医薬品を除く)は自動車タイヤなどに使う合成ゴム、電子部品・デバイス工業はスマホ向けの半導体などの生産が伸びた。

出荷指数は0.3%上昇の91.6。在庫指数は0.2%低下の102.4と11年12月(101.5)以来1年3カ月ぶりの低水準だった。在庫率指数は1.2%低下の119.7だった。

同時に発表した製造工業生産予測調査によると、先行きは4月が0.8%上昇する見込み。一方、5月は4月に輸送機械工業が伸びる反動で0.3%低下を見込む。

1~3月期の四半期ベースは前期比1.9%上昇の89.5だった。四半期ベースのプラスは4期ぶり。国内に加えて北米やアジアの需要が持ち直したことが寄与した。

12年度の鉱工業生産指数は90.0で、前年度比で3.4%低下した。欧州の債務問題に伴う需要減が影響した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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