3月の鉱工業生産、2カ月ぶり上昇 09年度は22年ぶり低水準

2010/4/30付
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経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産指数(2005=100、季節調整済み)速報値は、前月比0.3%上昇の94.0と2カ月ぶりに上昇した。経産省は基調判断を「持ち直しの動きで推移している」に据え置いた。

業種別にみると、携帯電話開発用の電気測定器や鉄道車両向け電力変換装置、リチウムイオン電池などが伸びた電気機械工業が6.1%上昇。普通自動車や鉄道車両などが好調だった輸送機械工業も1.8%上昇した。海外向けの天然ガスパイプラインなどの生産も伸び、鉄鋼業も3.1%伸びた。

同時に発表した製造工業生産予測調査によると、4月は3.7%の上昇、5月は0.3%の低下を見込む。6月を横ばいと仮定すると4~6月期は前期比3.5%上昇する見通し。

1~3月期の鉱工業生産指数は前期比6.7%上昇の94.0と4四半期連続で上昇。一方、09年度は前の年度に比べ9.0%低下の85.9と、現行の05年基準で最低。過去にさかのぼると1987年度(84.4)に次ぐ低水準だった。前の年度に引き続き、生産が低調に推移した。〔NQN〕

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