2019年2月16日(土)

トヨタ世界生産、自動車初の1000万台超 13年
グループで2.1%増

2014/1/29 18:00
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国内乗用車8社が29日まとめた2013年の国内生産実績(速報値)は合計で前年比3.5%減の911万641台となり、2年ぶりに前年実績を下回った。12年9月まで続いたエコカー補助金の反動減の影響が根強く、年前半を中心にマイナスが続いた。ただ、13年9月以降は国内メーカーが相次ぎ投入した新型車が好調だったほか、14年4月の消費増税を前にした駆け込み需要もあって増勢に転じ、通年の生産を下支えした。

【2013年の生産・輸出・販売実績】
国内生産海外生産輸出国内販売
トヨタ3356899
(▲3.9)
5535196
(5.6)
1899648
(▲2.4)
1584316
(▲6.4)
日産自964546
(▲16.0)
3986378
(6.6)
542415
(▲19.6)
678824
(2.9)
ホンダ840650
(▲18.3)
3457740
(12.2)
125478
(▲41.5)
763333
(2.4)
スズキ975320
(▲8.2)
1870865
(2.1)
159285
(▲18.7)
701476
(4.2)
三菱自591893
(14.5)
647548
(9.5)
343251
(▲6.9)
138992
(▲1.1)
マツダ966628
(14.3)
297545
(▲13.4)
787683
(17.3)
228256
(4.5)
ダイハツ774949
(0.1)
271060
(21.5)
7789
(▲20.1)
662718
(▲2.1)
富士重639756
(12.5)
169163
(▲8.5)
471072
(24.2)
180818
(1.7)
合計9110641
(▲3.5)
16235495
(6.5)
4336621
(▲2.8)
4938733
(▲0.9)

(注)単位:台、カッコ内は前年比増減率(%)、▲は減。
ダイハツの海外生産はマレーシア子会社プロドゥア社の生産分除く。

国内生産はトヨタ自動車日産自動車ホンダスズキの4社がマイナスとなった。補助金効果で販売を伸ばした12年の反動減に加え、各メーカーが需要地である北米などに生産を移管している影響も出た。日産自は国内から米国に多目的スポーツ車(SUV)「ローグ」の生産を移している。ホンダも主力SUV「CR-V」などの生産を米国に移管。日中関係悪化に伴う販売低迷が一巡した中国でも増産するなど、生産の海外シフトに動いた。

一方、富士重工業は12.5%増の63万9756台と、国内生産台数が過去最高となった。国内で生産し北米に輸出しているSUV「フォレスター」の伸びがけん引した。

海外生産台数はマツダと富士重を除く6社が前年を上回った。トヨタと日産自、ホンダ、スズキは過去最高を記録した。日産自はSUV「ローグ」が寄与し、米国の生産台数が22.9%増えた。中国の生産台数は過去最高だった。ホンダも北米への生産移管に加え、中国では13年6月に投入したセダン「クライダー」などの効果で米中の販売が過去最高だった。

国内と海外を合わせた世界生産台数は8社合計で2.7%増の2534万6136台を確保した。特にトヨタは日野自動車ダイハツ工業を加えたグループ全体で2.1%増の1011万7274台を生産。米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)を抑え、世界の自動車メーカーとして初めて1000万台の大台に到達した。

輸出はマツダと富士重以外の6社がマイナスとなった。各社が生産の現地化を進めている影響が出た。富士重は北米向けの台数が伸び、24.2%増の47万1072台と過去最高を記録。マツダも13年から欧州で発売したセダン「マツダ6(日本名アテンザ)」が堅調で台数を伸ばした。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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