10月全国CPI、5カ月連続上昇 「エネルギー以外も上昇の動き」

2013/11/29付
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総務省が29日朝発表した10月の全国の消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、生鮮食品を除く総合(コア指数)が前年同月比0.9%上昇の100.7と5カ月連続で上昇した。08年11月(1.0%上昇)以来の上昇率で、5カ月連続のプラスは07年10月から08年12月まで15カ月連続で上昇して以来となった。総務省は「エネルギー以外でも価格上昇や下落幅縮小の動きが広がっている」とみている。

上昇品目数は241、下落は211。09年5月以来、4年5カ月ぶりに上昇品目数が下落を上回った。電気代やガソリンといったエネルギーが引き続き指数を押し上げ、傷害保険料の引き上げもCPI上昇の主因になった。薄型テレビは価格下落が続いているが、他の家電製品の価格競争は一服した。生鮮食品を除いた食料では鶏卵の価格上昇が目立った。

食料とエネルギーを除く総合(コアコア指数)は前年同月比0.3%上げた。08年10月以来、5年ぶりにプラスに転換し、1998年8月(0.7%上昇)以来の大きな伸びだった。傷害保険料の引き上げや、円安を背景に値上げの動きが広がった海外パック旅行の価格上昇が主な要因だった。

同時に発表した11月の東京都区部のCPI(中旬の速報値、10年=100)は、生鮮食品を除く総合が0.6%上昇の99.6だった。09年2月(0.6%上昇)に並ぶ上昇率だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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