10月の有効求人倍率0.98倍 5年10カ月ぶり高水準

2013/11/29付
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厚生労働省が29日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.03ポイント上昇の0.98倍と、2カ月ぶりに改善した。リーマン・ショック前の2007年12月に並ぶ5年10カ月ぶりの高い水準で、QUICKがまとめた市場予想(0.96倍)を上回った。円安で輸出採算が改善した自動車など製造業が全体を押し上げ、6カ月連続で0.9倍台の高水準で推移した。

雇用の先行指標となる新規求人数は0.6%増と2カ月連続で増加した。新規求人倍率は0.09ポイント上昇し、1.59倍だった。07年3月の1.60倍に次ぐ6年7カ月ぶりの水準。事業主による人員整理などを理由にした離職者数は緩やかな景気の回復を受けて11カ月連続で減少し、有効求職者数が1.9%減った。

前年同月と比べた新規求人数(原数値)は10.8%増だった。業種別にみると、職業紹介や労働者派遣業などを含む「サービス業(他に分類されないもの)」が景気の回復基調を背景に22.5%増えた。自動車関連など製造業は20.2%上昇。建設業も公共事業や14年4月の消費増税前の駆け込み需要に伴う住宅着工の増加などで13.5%伸びた。

都道府県別で最も有効求人倍率が高かったのは東京都の1.45倍、最も低かったのは沖縄県の0.58倍だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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