NEC、前期純利益11%増 子会社売却で特別利益計上
NEC(6701)が28日発表した2014年3月期の連結決算は、純利益が前の期比11%増の337億円だった。インターネット接続子会社のNECビッグローブ(現ビッグローブ)を投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京・千代田)に売却し、特別利益を計上したことが寄与した。
売上高は1%減の3兆431億円、営業利益は7%減の1061億円。通信会社向けの基地局設備が低迷した。13年7月のスマートフォン(スマホ)開発中止に伴い、携帯電話の売り上げも落ち込んだ。
同時に15年3月期の連結純利益が前期比4%増の350億円になる見通しだと発表した。売上高は1%減の3兆円、営業利益は13%増の1200億円を予想した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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