2019年3月21日(木)

1月の鉱工業生産指数104.1 5年3カ月ぶり高水準

2014/2/28付
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経済産業省が28日発表した1月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は104.1だった。米リーマン・ショックの直後だった2008年10月(107.4)以来5年3カ月ぶりの高水準となり、前月比では4.0%上昇した。プラスは2カ月連続。景気回復に加え、4月の消費増税前の駆け込み需要が拡大しエアコンや冷蔵庫、自動車などの生産が増えた。

上昇率はQUICKがまとめた市場予想(3.0%)を上回った。一方、基調判断は「持ち直しの動きで推移している」を据え置いた。経産省は「(消費増税前の駆け込み需要がなくなるため)先行きは生産の低下が予測されており、予断を許さない」とみている。

業種別でみると15業種のうち11業種で上昇した。消費増税に伴う国内自動車販売の増加を背景に、「輸送機械工業」が8.0%増加。エアコンや冷蔵庫の駆け込み需要拡大で「電気機械工業」も大きく上昇した。

出荷指数は薄型テレビや自動車、自動車部品で駆け込み需要が増え、5.1%上昇の105.0だった。出荷の増加に伴い、在庫指数は0.9%低下の104.6、在庫率指数は5.6%低下の98.7だった。

同時に発表した製造工業生産予測調査によると、先行きは2月が1.3%上昇、3月は、3.2%低下する見込み。消費増税に向けた製品の作り込みが一段落し、3月はすべての業種で生産の低下が予想される。生産機械などの受注品で期末に向けての納入品の生産が一服することも響く。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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